食べ物を見て味わうシリーズの2作目。このシリーズでは3DCGの得意技である遠近法はやめてしまい、正面図を使って光や陰影を付ける方法をとっている。デザインの世界でよく用いる単純化だ。カメラでこの様な写真を撮る為には相当な望遠レンズが必要となると思う。
私が伝えたいのはこの作品中で起こっている事であり、作った物体の説明ではない。この様な非3次元的方法の方が意図をはっきり伝えられると思ったのだ。またモノクロームの作品が続いたので、色彩をふんだんに使ってみた。とは言っても作品は料理と同じなので味わった時からお客さんのもの。
地平への旅立ち/秘め事/回想/期待に満ちて/死の誘惑/嘆きと希望/再会の喜び/陶酔の舞踏/うきうきする気持/共感/衝撃/至福の時の12作品。(アニメーション作品「視線で飲むカクテル」より)
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