なくなった作品が出てきた

札幌芸術の森センターの事務局で

■なくなってしまったかもしれないと思っていた作品が出てきた。15年ほど前、「札幌芸術の森」のレストランに貸し出したもの。

あまり店に行かずに、まだあるんだろうか？　などと呑気にしているうちに随分時間が経ってしまった。

昨年の4月。ここでパーティーがあったが、店はすでに別の店になっていた。でも作品は相変わらずもとの壁にかかっていてホッとする。懐かしかった。

この頃から私は作品を撤収しようと考え出していた。ただ病から体力が無くなって、またしてものびのびに。

■ところがなんと先月末の事である。レストランにいってみると、店はまたしても別の店になっていて、今度は作品が見あたらない。新しい店の従業員にも聞いてみたが、知るはずがなかった。ちょっと遅かったか・・。

そうこうするうち、「札幌芸術の森」の事務員Oさんが現れて対応てくれた。調べて探してみるとのこと。

とはいっても作品はレストランに貸し出したもので、「札幌芸術の森美術館」に貸し出したものではない。あるいはもう作品には出会えないかも・・と覚悟を決める。

それから3週間後、「作品が見つかりました！」との連絡がきた。

昨日、行ってみると私の作品に間違いなかった。倉庫の奥にあったらしい。さすがは美術館。すぐに車に積み込んで家に持って帰る。これで一安心。

最近の1番ウレシイできことである。

■「チェスの部屋」。

作品は3DソフトSadeによるCG作品。

1999「デジタルイメージギャラリー1999」エムディエヌコーポレーション

1999「Weekend」４人展」／札幌時計台ギャラリー

1999「ディジタルイメージ展」　銀座ワシントンアート

2001「NIKKEIプラス１」日本経済新聞