車は四角い方がいい。バイクは丸い方がいい。というのは私だけだろうか?
北海道に住むことになって、東京で乗っていたシビックシャトルを持ってきた。
寒冷地仕様として、バッテリーを大きくし、スタッドレスタイヤに交換。冬道を走るのにはこれで問題なかったが、札幌の冬の寒さは半端ではなかった。夜になるとキーの穴が凍ってしまい、ライターでキーを熱くして何度も突っ込んで、やっとドアを開けることもしばしば。
家族4人で中山峠を登ると、どんどんスピードが落ちてくる。10万キロをこえた頃だろうか、エンジンが止まってしまった。代車のホンダの軽自動車に乗ってみたらたら驚いた。すごい性能だ。シビックは、もういいだろうと思った。
冬に強い車が欲しかったのでチェロキーを中古で購入。やはり北海道はジープが似合う、と思ったのである。なぜ中古なのか。北海道では冬はガラスも凍ってしまう。それをスノーブラシでゴリゴリと削り落とさなくてはならない。自分で自分の車を傷つけることになる。新車を買う人の気が知れない。
チェロキーに乗った印象として、一番近い車は、トヨタの古いクラウンである。ボンネットが目の前にどっかと見える。チェロキーはクラウンの車高を上げてトラックのようなトルクを加えた車だと思った。アメ車なので走るとフワフワしていて、コーナーではローリングがひどい。デコボコ道ではバウンドし、ハンドルを無視して勝手な方向に進む。ブレーキもガチっと効かない気がした。
ジープは冬道に強いのか? 確かに車高が高いので積雪30cm程度の雪道なら問題ない。しかし重く車高が高い車というのは、コーナーや凍った道ではグリップしない。家内のファミリア4WDのほうがずっと楽に走れた。
もちろん良いところはたくさんある。四角く直線的なので、運転中は車の大きさを把握しやすい。中が広いので長いあいだ乗っても疲れない。荷物がたくさん積める。クーラーの効きも早い。子連れの旅には最適だった。いろんな所に行ったので思い出もたくさんある。
ただしこの車、お金のかかる車だった。毎年修理していた。高速でリッター5Km走ってくれると、うれしく感じる車だった。懐かしい。
2 件のコメント:
真四角なチェロキーは先生によく似合っていて、在学中ずっとかっこいいなーと思っていました。今お乗りになってるまるっこい赤いジープ素敵ですね。
個人的には、次は全く正反対な
軽くて小さくて燃費の良いクルマをおすすめしたいです。
今自分が乗ってるジムニーはまさにそんなクルマで
おそらく一生乗り続けたいと思うくらい楽しいので。
先生にはスマートロードスターや
フィアット・バルケッタがとっても似合うと思います。
是非芸術の森から定山渓までドライブを楽しんでいただければと思います(^^)
コメントありがとうございました。
チェロキーのあとは小さい車だと思っています。
小さい車といえば、こんなことがありました。
何年か前の夏、藻南公園で4年生の焼肉パーティー。タクシーで帰ろうとしたら、女子学生が、車で来たから送ってくれるというので、「やった!」と思い乗せてもらったのが初代セルボ。座席は狭いけど、どんな車か興味がありました。
前から聞いていましたが、この学生の一家、ちょっと変わっている。 父親が乗っているのはジムニー。学生もいつもはゴリラ。セルボは母用でした。
と、ここまでは良かったのですが、走りだしてなんか運転がおかしいので聞いてみると、 今週免許とったばかり。あわてて手すりにつかまりました。
アクセルを踏むとはっきりとした排気音が聞こえ、ギアチェンジするたびにガクガクする。信号ではなかなか発進しない。家についた時はホッ。セルボのことは、どうでもよくなっていましたよ(笑)。
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