クルミのカゴを置いた方にお会いした。ご近所の女性だった。
目的はエゾリスの写真撮影ではなかった。エゾリスを呼びよせるためでもなかった。
この公園には、食べるために(?)クルミを拾いに来る人がいて、拾い集めたクルミを段ボール箱に入れて持っていってしまうというのだ。しかも自転車で何度も来るらしい。
これではリスの食べものが無くなってしまう。
そこで女性は、そんな人に「クルミはリスのエサです。持っていかないように!」というメッセージを伝えるためにクルミのカゴを置いたのだった。
このクルミのエピソードは、人間の愚かさの紀元のように思える。この愚かさは巨大に成長し、有用かどうか、合法かどうかという問題に置き換えられている。
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