B-STYLE

[身近なモノの取合せで暮らしを満喫する]  [時の経つのを楽しむ] [偶然を味方にする] それらをBスタイルと呼ぶことにしました。

2014/08/11

ビョーニン暮らし 今回は何かちがう



昨年につづき2回目の入院。でも何かちがう。残してきた仕事がないせいか、治療の様子をわかってしまっているせいか? 同室の方は常連患者ばかり、入退院をくり返している。看護士もベテランでそつがない。そして食事も前回ほど物珍しさを感じない。生活のリズムは単調。そんなことが不満につながっているのかもしれない。
病院ぐらしのはずが、お盆で帰省するフェリーに乗ったような気分になってしまっている。

不満はほかにもある。
もってきたPC、昨年は最新型だったが、今回は10年前の古いMacBook Pro。何からなにまでパワー不足だ。院内には看護士も知らないWi-Fi接続ができる場所がある。コンビニの5m以内にたってファミリーマートのWi-Fiに加入すればいいのだ。しかしこれもパワー不足でままならない・・。通信は20分で切れてしまうのであせる。

金曜日、偶然だがそんなファミリーマートで高専の卒業生Nさんに会った。
私は普段行かないところにいくと、古い知人に会う運命にあるらしい。奥多摩でも西湖でもNYでもパリでも。
「そなた、何ゆえこんな場所におるのじゃ?」「拙者、じつはかくかくしかじかで・・」 まるで日本の時代劇のようなやりとりになる。今回もそんな感じ。
もし神様がいるんだとしたら、退屈な人間には時々こういうシゲキをプレゼントして、いたずらを楽しんでいるのかもしれない。