なぜかすごくキレイなクルミが落ちていた。 こんな店にあるようなクルミが道に落ちていたことはない。拾って帰る。
(札幌藤野地区にはクルミの木が珍しくない。公園や川岸、たまに住宅にも生えている)
割って食べてみる。やや生っぽくって美味い。カラも薄く楽に実が外せる。これなら買うよりよっぽどいい。
ふつうクルミには周りに果肉が付いて木になっている。それが道に落ちてしばらくすると果肉がとれる。どうやってとれるのかはわからないが、この状態ではそれほどキレイではない。黒ずんていたり、サイズにムラがあったりする。けっこう硬いので割るのには一苦労する。
藤野では、このあとカラスがやってきて、このカラ付きのクルミをくわえていろんな所に向かう。建物の屋根に落としてみたり、道路を走ってくる車の前にクルミを落してカラを割るのだ。「カラスの惑星」のくる日は「猿の惑星」になる日より早いかもしれない。
それにしても今年のクルミはキレイで美味い。雨のせいかもしれないが、洗ったジャガイモのようだ。
クルミはまだまだある。カラスも大喜びだろうが、昨年から見かけなくなってしまったエゾリスにもぜひ食べて欲しかった。
[訂正]というか[大間違いのお詫び]
今朝、クルミをエゾリスにあげていた犬友に聞いたところ、野生の「オニグルミ」と、食用の「洋グルミ」、「カシグルミ」とは別物。
これまで食べてきたのは野生の「オニグルミ」、今回のは「洋グルミ」のようです。
「洋グルミ」をわざわざ植えた家があったのですね。失礼しました。
*下の写真は「オニグルミ」。2013/9/12の記事「キノコとクルミは秋の風物詩」より

*2013/9/12の記事「キノコとクルミは秋の風物詩」へリンク。