特に安いとは思わないが、いくらデリバリーが進歩したからといって景色の想像もつかない場所で、いつ穫れたのかもわからない品が冷蔵車で運ばれてくるのだから、季節感も何もあったものじゃない。
こうして食べ物に対する思いが薄れていくのだと思ってしまうと、知っている場所で穫れた季節の食べ物には味以上の価値を感じる。
そんな風に出会ったニセコの巨大シイタケ。¥250円。ニセコはクルマで1時間ちょっとのところ。
ステーキのように塩コショウをふってバターで炒めて食べる。ソースは醤油。
洋風? 和風? もうひとつはっきりしない味になってしまったが、"巨大さ"と"季節感"を食べた気分は悪くない。もう1度挑戦したい。