昨日は休日、文化の日。しかし札幌は大吹雪。BSが映らない。アンテナが動いてしまったようだ。
朝の散歩にでる。庭には雪が積もっているが路面にはない。とくに今年は温かい。おいおい! 犬が歩いている。
というか、この辺りをグルグルまわっているので何度も出会う。迷い犬だ。
とうとう近づいてきた。
見かけない老犬。首輪もしていない。けっこう大人しい犬。
犬は気をつけないと突然襲ってくることもある。今回は大丈夫だった。
こういう場合、対応が難しい。家に抱いて帰ってペットクリニックに預かってもらったことはある。ただし優しいコーギー。日本犬は無理。
犬はどこに行くかわからないので交番に連絡したことはない。警官だって捕まえられないし・・。
私の小さい頃は、ほとんどの犬が放し飼い。となりの犬は、前足で家の引き戸を開けて入ってきて裏口から出ていった。戸を締めてはくれなかったが。
田植えに連れて行かれた時だった。田んぼの隣にある精神病院では何頭もの犬を放し飼いにしていた。この犬達、なにかの拍子に走りだした私を追いかけてきておしりに噛みついた。そのとき自分は狂犬病に感染してしまったと思った。
精神病と狂犬病は同じだと思っていたし、精神病院にいる犬はみんな狂犬病にかかっていると勘違いしていたのだ。
それから50年間、犬嫌いが続く。
犬が怖くなくなったのは10年前、娘が犬を飼いだしたおかげだ。