B-STYLE

[身近なモノの取合せで暮らしを満喫する]  [時の経つのを楽しむ] [偶然を味方にする] それらをBスタイルと呼ぶことにしました。

2013/03/28

ブルーレイレコーダー故障事件


ブルーレイレコーダーが、壊れてしまった。ツタヤから借りたDVDを入れたまま。

明け方、ソファで目が覚めたらTVモニタに”システムエラー”と”リセット方法”の表示。レコーダーは異音を発している。リセットしてみたが起動しない。
困ったー。修理代と延滞料金が頭を駆け巡る。

ソニーに電話する。0120・・・から、番号やら#やらを押しながら「この電話は内容を録音させて頂いています・・・。」の音声のあと担当者へ。

望月 「ブルーレイレコーダーが起動出来ません。
    ツタヤのDVDが入ったまま。
    DVDを取り出せないんです。」
担当者「実は強制取り出しの方法があります。」
望月 「ほんとうですか!」
担当者「コンセントから電源プラグを抜いて、
    ディスクの開閉ボタンを押したまま、
    コンセントに電源プラグを差し込んで下さい。」

望月 「一旦、電話切りますか?」
担当者「いえ、このままやって下さい。」

望月 「ハイハイ、ボタンを押したままにしています。」
担当者「次に電源プラグを差して下さい。」

ちょっとー、手は2本しかないよ!

担当者「そのまま20秒から1分ぐらいボタンを押していて下さい。」
望月 「・・・・・」「・・・・」
担当者「・・・ダメですね。普通ならもう出てきています。」
結局なおらず。修理に出すしかなかった。DVDの延滞料どうなるんだろう・・。

そして恐る恐るツタヤに電話。
ツタヤ「わかりました。延滞料金はかかりません。
    修理が終わってDVDが出てきたら返却して下さい。」
望月 「ヤッター! これで安心して修理に出せる。」

次にブルーレイレコーダーを抱えてヤマダ電機へ。
望月   「これこれこういうわけで修理したいのですが。」
ヤマダ電機「ソニーに出すことになりますが、手数料が¥3500かかります。
      よろしいですか?」
望月   「修理代っていくらかかるんでしょうか? 
      ¥10000と¥50000では違いますよね。
      新しいブルーレイレコーダーが買える金額だし。」
ヤマダ電機「そうですよね。ちょっと待ってください。調べてみます。」

修理担当者は何やら電話。3分待つ。

ヤマダ電機「修理代は、一律¥24000です。出張代が¥3000、
      ソニーに持ち込めば出張代はかかりません。その場で直る場合もあります。」
望月   「え! 札幌で修理できるんですか?」
ヤマダ電機「はい、白石区にあります。」

そこで私は考えた。
案1:面倒だからこのままヤマダ電機に頼んでしまう。¥24000+¥3500。
案2:白石区に持ってゆく。修理代のみ。¥24000。
案3:出張修理に来てもらう。¥24000+¥3000。
¥24000という修理代は高いが、購入時の価格(20万以上)からすれば払ってもいい。
出張修理が¥3000というのは安い。2往復にかかる時間とガソリン代を考えれば来てもらった方が得だ。

結局来てもらことに。
ソニーの修理店の電話番号を教えてもらう。
望月   「そちらはなんの儲けにもなりませんでしたけど。いいんですか?」
ヤマダ電機「はい、またよろしくお願いします。」

ツタヤに寄って残りのDVDを返却。
ツタヤ「取り出せないDVDの件は返却済みということで処理しました。」

やるじゃない。ツタヤもヤマダ電機も思ったより親切だ。
よし! 終わりがみえてきた。

家に戻って白石区のソニー修理店に電話する。
ところが・・。
ソニー修理店「こちらは修理受付をしていませんので、
       今から申し上げる番号の電話をして申し込んで下さい。」
望月    「いや今ヤマダ電機から修理してくれると聞いたので、
       そちらに電話しているのですが?」
ソニー修理店「この電話は量販店からの受付はしますが
       個人の方は別のところに申し込むようになっているのです。
       電話番号は・・・。」
望月    「・・・え! この電話番号って北海道じゃないですよね。どうして?」
ソニー修理店「はい神奈川のソニー修理担当窓口となります。
       ここで受付た内容が私たちのところに来るのです。」

というわけで神奈川のソニーに電話する。
また0120・・・から番号やら#やらを押しながら「この電話は内容を録音させて頂いています・・・。」の音声のあと担当者へ。
こうしてとにかく次に日に家に修理に来てもらえるよう申し込んだ。
なんとなく不安が残った。

次の日のあさ、白石区の修理技術者から時間確認の電話があった。携帯に電話して欲しいと申し込んだのに自宅電話だった。心配だったので故障の内容は伝わっているか確認をする。電話の対応から相手がプロだということを感じて安心した。

彼が来たのは約束の時間から1時間もすぎていた。だが手慣れた作業から、彼が信頼出来る技術者だということはわかった。DVDは簡単に出てきた。素人には面倒だが、蓋を開けてしまえば昔のMOドライブのように手作業でディスクを取り出すこともできるようになっていたのだ。ハードディスク、基盤、ブルーレイドライブを交換してくれた。電源ユニット以外はすべて交換したことになる。これで¥24000は安い。ただし録画データはなくなった。こうしてブルーレイレコーダー故障事件は終わった。

今回感じたのは、近くの店や働いている方々は非常に誠意があって消費者に親切だ。だが大きな会社は手続きが複雑で消費者に不安を与えている。もちろん担当者はそれなりに対応してくれる。しかしそこに行くまでの仕組はおかしい。まるで消費者からの連絡を拒否しているように感じる。大きな会社は、このおかしさに気づかないのだろうか。

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