毎年、春になると静岡の叔母が生のサクラエビを送ってくれる。これは絶品。刺身と同じようにわさび醤油につけて食べる。天ぷらも最高。
サクラエビは、乾燥したものならどこでも売っている。でも生のサクラエビはなかなか食べられない。初めて送っていただいた時は驚いた。
静岡の由比では昔からサクラエビの網引き漁が行われている。この季節だけだ。
今では名物になってしまい観光にもなっているようだが、地元の人達にしか味わえない旬の楽しみがなくては地域に対する愛着など生まれない。
これを札幌でも味わえるのだから技術の進歩もまんざらでもないと感じてしまう。今日は文明進歩への批判はやめておこう。でもこのエビ、例年ならとれるのはもう少し先のはず・・。
幼い頃、よく叔母に連れられて海水浴場にも連れて行ってもらった。由比では浜辺に引き上げられた網からとれたばかりのエビを食べた。三保の松原の海には夜光虫がきらめいていた(富士山世界文化遺産/羽衣伝説で有名)。
実家にいた頃、町内会の海水浴の写真を広げてみたことがある。ビクトリア時代の海水浴の写真が思い浮かばないわけではない。
一句:
札幌で 桜咲く前に サクラエビ
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