B-STYLE

[身近なモノの取合せで暮らしを満喫する]  [時の経つのを楽しむ] [偶然を味方にする] それらをBスタイルと呼ぶことにしました。

2013/07/14

大工仕事 ひさびさ

ベランダの手すりがあまりにも痛んでいたので上板を交換しようと思った。
最初は修理を依頼しようかとも考えた。

しかし60代、この程度の大工仕事が出来なきゃ話にならないと気負ってみた。そして店に似た板を探しに行く。板が見つからなかったらプロに依頼するしかない・・。

板はなんとか見つかったが366cmもある。車に入らないので切断する計画が必要だった。

電動ドライバーも買うつもりだった。手回しで解体や組み立てをする自信はない。
電動ドライバーはピンキリで、8倍もの価格差があった。使った事のない道具を選ぶのは悩む。安い方がいいが使えなくても困る。それに今後どの程度使うのか、などなど。

店員からドリルでも代用できると聞いたときは嬉しかった。
家には古いが無段変速のドリルがあるからだ。まずそれで試してみる事にと、何も買わずに店を出る。

ベランダの寸法を測り、なんとか店にある板3枚を切断してベランタを元通りにし、車に入る長さにする方法を考えた。
ドリルの方は、ドライバーの先を取り付け、試しにネジを抜こうとしてはじめて気づいた。
一方にしか回らない! ネジを抜けないのだ。たとえ打込めたとしても。
なぜこんな事に気づかなかったのか。自分にあきれた。そして店員を恨んだ。

次の日、材料と道具がそろったので、板を加工し塗装して、乾燥まちの間にベランダの上板を取り外しにかかった。しかしこれは思ったほど甘くなかった。

電動ドライバーのデビューは5割の成績だった。最後はバールとハンマーで壊す様にして板を剝ぎとるしかない。錆付いたネジ釘は折れてしまった。そして久々にハンマーやバールを持つ手は、新入社員のように、私の思い通りには働いてくれなかった。
上板を剥がした後の柱にパテで補強して1日が終わった。

ところが次の日、早朝に雨が降る。次の朝も・・。というわけで作業の機会を失って1週間以上が立ってしまった。

上板の取り付け作業は半日だったが、なぜか寸法が足りない板があって作り直し。私らしい。
手すりの上板を交換する構想から2週間。作業をはじめて10日間。先ほど作業が終わってお疲れさま写真を撮る。

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