雪が降っているのに太陽が出ている。
日本では雨が降っているのに太陽が出ている事を「お天気雨」、あるいは「狐の嫁入り」という。全く別の気象状態が同時に起こる不思議な現象である。
「お天気雨」は言葉通りだが、「狐の嫁入り」といわれるのはなぜ?
「狐の嫁入り」にはいろんな昔話があって、嬉しい事と悲しい事が同時の起こる話が多い。優しい狐が愛する人間のために犠牲になって流した涙が雨になるというのだ。
それでは「お天気雪」は? Facebookでたずねてみたが回答がなかった。
そこで勝手に呼び方を考えてみる。
狐と似ているのは狸。どちらも日本では人をだます、化けるといわれている。
「狸の嫁入り」? しかし狐は弱さも備えていてヒロインになりやすいが、狸はどちらかといえばふてぶてしいイメージもある。「狸の宴会」? ただし雪の降る時期、狸は冬眠中。リアリティがない。
この時期に見かけるのはカラスやムクドリぐらいだが・・。「お天気雪」、どなたかいい呼び名はありませんか?