小春堂、これまでブロックだった中庭の壁が塗り壁になった。
この壁。質感は気に入ったが、日の当たらない夕方しか見ていなかったので、のっぺりしていてなにか物足りなかった。しかし昼間来てみると枝が影を落としている。これが意外といい。
中庭は、元は建物の中の部屋だったらしい。屋根を取っ払って土を入れて庭にしたのだ。
町家風といえないこともない。
もうひとつ、マスターは実はこの窓を作りたかったらしい。塗り壁にしたのは窓に合わせてという。
窓の奥に見えるのは隣の庭。見る位置によっては遠くに藻岩山がみえる。
自然に生えてきた植物と、もらいものの草花でできた庭という点ではうちの庭と変わらないが、自分でこんなことができてしまうなんて羨ましい。
今は壁にツタを伸ばしているけれど、いい感じになるにはあと2年はかかりそう。
毎年この庭で焼肉パーティーをやっている。そんな季節になった。