B-STYLE

[身近なモノの取合せで暮らしを満喫する]  [時の経つのを楽しむ] [偶然を味方にする] それらをBスタイルと呼ぶことにしました。

2015/05/22

さびれた庭で2度目の春

庭にタンポポやフキが生えているのは家主が不精な証拠、というのが通説。

■ここのところ冬支度もせずに年を越しているので庭は荒れるばかり。まさに不精な庭ができあがっている。荒廃した庭も、人為的に作り出した庭は風雅というが、いつのまにか荒廃した庭はそうは言わない。

庭の片隅にはこんな場所があった。花がきれいだ。何年か前に家内の植えた芝桜。同じ庭でも時刻によって、光によってこんな景色になる。
まてよ・・、さびれた庭と呼ぶことはあっても、さびれた花と呼ぶことはない。花はというのは人為的に作られたものではないからか?
さらに同じ庭でもこの写真からわびさびを思い起こす人はいないだろう。写真というのは、あくまでも光学的なものだと感じる瞬間だ。

芝桜といえば、今年はよく咲いている。この家の芝桜は前からあったものだが、今年の咲き方は周りの家をしのいでいる。

これまで長くいた東京や静岡では芝桜を見た記憶はない。植生が向いてないか、よほど私が花に興味なかったか、あるいは花をこんなふうに楽しむ習慣が北海道以外にないのか。突然いい加減な話になってしまったが、私が興味なかったという点だけは確かである。


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